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zoom RSS 白馬岳・唐松岳(2日目・前半)

<<   作成日時 : 2008/08/02 15:15   >>

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※1日目はコチラ

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白馬岳・唐松岳 2008.07.26(Sat)〜07.28(Mon)

【データ】
●標高:白馬岳=2,932m、唐松岳=2,696m
●ルート:
  1日目⇒栂池高原〜栂池自然園〜天狗原〜乗鞍岳〜白馬大池〜小蓮華山〜白馬岳〜白馬山荘
  2日目⇒白馬山荘〜白馬鑓ヶ岳〜天狗山荘〜不帰キレット〜唐松岳〜唐松岳頂上山荘
  3日目⇒唐松岳頂上山荘〜丸山ケルン〜第三ケルン〜八方池山荘〜黒菱平〜八方駅〜八方バス停
●標高差:1日目=+1,296m/−293m、2日目=+982m/−1,284m、3日目=+33m/−815m
●歩行距離:1日目=9.5km(6.5時間)、2日目=8.5km(9時間)、3日目=6km(2.5時間)
●アクセス::長野自動車道豊科ICから栂池高原へ約1時間(第一駐車場:300円/日)

【行程】
3:00起床 外はまだ真っ黒ですが、闇の中でもガスで真っ白なことが判明しました 今日は白馬岳〜唐松岳の縦走路の核心部・不帰ノ嶮(かえらずのけん)を通過するので、なんとしても雨だけは避けたいところです。 昨日のように午後になってだんだんガスが晴れますように・・・と祈りながら、部屋で朝食(山荘のお弁当のあんぱんと、持参したウィダーインゼリー)を取って夜が明けるのを待ちます。

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まだ暗いですが、今日は長丁場なのでヘッデンをつけて4:30に白馬山荘を出発 山荘前では団体さんが準備運動の真っ最中でした。

まずは村営頂上宿舎方面に向かってガレ場を下り、丸山に向かって登り返します。丸山頂上には展望台がありますが、真っ白で何も見えないので左手の道に入り、ジグザグに下りていきます。

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途中で雷鳥の親子に遭遇 昨日遭遇したときよりもずっと近い距離です。母鳥の周りで5〜6羽の雛が一生懸命餌をついばんでいました

しばらく進むと、まっすぐ続く巻き道と、左手の斜面を登るルートの分岐が出現しました。ここが白馬三山の一つ杓子岳(しゃくしだけ)に登るルートとの分岐点だったのですが、特に標識はなく(白馬鑓までのルートは、標識も印も殆どありませんでした。昨日の栂池からのルートにはしつこいほど印があったのに。。。)、もっとガスが濃かったら分岐を見落としてしまいそうでした。私的には白馬三山を全部踏破してから唐松に向かう気満々だったのですが、母がこの先の不帰ノ嶮を見据えて無駄な体力を使うのはやめようというので巻き道を通ることにしました。ここで、白馬山荘からずっと後ろについてきていた単独行の男性に抜かされました。同じくらいのペースで歩いてきていたと思ったら、途中の山道で抜かさないように気を使っていてくれたらしく、私達を追い抜いてあっという間にガスの中に消えていきました 山荘にザックを置いて空身で来ていて、今日は白馬鑓(しろうまやり)と杓子に登ってから下山するとのことでした。

母娘2人で真っ白なガスの中を再び歩き始めます。しばらくは傾斜がゆるやかな登りですが、鑓の手前から傾斜がきつくなってきます。

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途中で見つけたオダマキ。風に揺れてブレてしまいました


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イワベンケイ、ミヤマダイコンソウ(?)、ショウジョウバカマ、ウルップソウ


白馬鑓の頂上手前の斜面で、左手の斜面から降りてきたパーティーとすれ違いました。この左手を登ると頂上に着きそうですが、まだ道が新しく、最近できた直登(頂上からは直滑降)ルートのようだったので、既存のルートのとおりまっすぐの少し傾斜がゆるい方の道を登っていきました。

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白馬鑓と不帰ノ嶮方面の分岐地点に到着。ここで先ほど抜かされた単独行の男性が頂上から降りてきたところでした。この男性によると、ガスの中で見えませんが、頂上は目と鼻の先とのこと。ザックをデポするまでもなさそうなのでそのまま頂上に向かいました。

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6:30に白馬鑓ヶ岳山頂に到着 真っ白で何も見えません。。。 晴れていたら、こんな景色が見れたようです↓

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白馬岳(中央)と杓子岳(右手前)

(白馬山荘で購入した絵葉書より。Photo by中西俊明 )


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唐松岳への縦走路(左奥の双耳峰は鹿島槍ヶ岳)

(白馬山荘で購入した絵葉書より。Photo by中西俊明 )




先ほどの白馬鑓頂上と縦走路との分岐地点で小休止。お腹が空いたので山荘でもらったお弁当のくるみぱんと、持参したSOY JOYを一本、さらにGODIVAのチョコレートバーを一欠け食べてエネルギー補給 天狗山荘への下りに備えて靴紐を締めなおしていると、天狗から5〜6人ほどの中年男女混成パーティーがやってきました。やはりガスの中ですぐ先の頂上が見えず、頂上によっていくかどうか決めかねている様子だったので、頂上まですぐですよと教えてあげると皆さんそのまま頂上に向かいました。そして私達親子も縦走路の先に進みます。

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斜面を下ってしばらくすると、岩に「←天狗」と書かれた標識がありました。ガスの中の斜面では、チングルマが満開でした。

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ウルップソウ。昨日は殆ど花が終わって真っ黒なものばかりでしたが、天狗山荘周辺ではまだキレイに花を咲かせているものが沢山ありました。

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7:30に天狗山荘に到着 ここでトイレ休憩です ちょうど清掃中で、キレイな洋式トイレを使うことができました

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山荘前にはこんな看板が。「白馬岳から天狗山荘までの標準コースタイムは3時間です。これより不帰方面、唐松岳までのコースタイムは4.5〜5時間です。体力・脚力に自信のないお客様は11時以降の不帰方面への歩行を御遠慮ください」4:30に出て7:30に到着したので、ここまでぴったりコースタイムどおりに来たことになります。まだ11時にはなってないのでこのままのペースで不帰方面に突入します

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山荘奥の看板に従って不帰方面を目指します。ここで麦藁帽子を持った軽装の男性が歩行に備えて身支度をしていました。見たところ60代半ばという感じですが、身軽でとても足が速い人でした。

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8:05に天狗の頭を通過。


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ガスの中斜面を下って行きます。この辺は傾斜がわりと緩やかで下りやすい道が続きます。

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砂礫が広がっているのでコマクサも沢山咲いていました。

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しばらく斜面を進んでいくと、みるみるうちにガスが晴れてこの先の縦走路が姿を見せ始めました。

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左手斜面はまだ真っ白ですが、右手の視界はかなり開けて、この分なら今日はこのままガスは晴れてくれそうです

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そして目の前に見えたのが今回の縦走路の核心部・不帰ノ嶮です。

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なだらかな下り斜面を進んで8:30に天狗の大下りの取り付き点に到着 ここでパンをかじって再びエネルギー補給をして20分ほど休憩を取ります。私達が到着すると、麦藁帽のおじいさんが軽々と大下りを下りていきました。

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目の前に聳え立つ不帰ノ嶮。左手の緑が濃いピークがT峰、次の双子がU峰北峰とU峰南峰、その次がV峰となっています。T峰の鞍部からU峰北峰までが一番険しい地点となっています。

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ストックをしまって大下りを下っていきます。所々鎖を補助に使いながらゆっくりと岩場を下りていきます。今から振り返ると、不帰ノ嶮よりもこの大下りの方がよっぽど難しかったです 前日うっかり日焼け止めを塗り忘れてふくらはぎが真っ赤に焼けています 前日に痛みがなく、そのまま冷やさずに寝てしまったところ、この日はパンパンに腫れて、さらに翌日には皮が張って動かすととても痛くなり、下山後には水ぶくれになってしまいました・・・ 殆ど曇りだったのにここまで火傷するとは、本当に山の紫外線は恐ろしいと痛感しました

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結構下ってきました。


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9:40に標高差300mの大下りを下りきって不帰キレットに到着 振り返ると取り付き点はかなり上の方です。

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これから向かうT峰。キレットで休憩している間に、ヘルメットを被った単独行の40代くらいの男性に追い抜かれました。この岩場をダブルストックで難なく下りてきていました 鑓温泉から登ってきたそうです。

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10:35にT峰の頭に到着 ここまでは特に危険な箇所はありませんでしたが、ここからが過去最高難度の岩場が続きます。

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U峰北峰。矢印地点に先行する人がいます。(上が麦藁おじいさんで、下がヘルメットの男性)

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ちょっとかわいいイラストの看板


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途中、こんな鉄梯子でできた橋を渡るところもあります。それほど高度感はなく、楽しめました

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三点支持で岩場を伝って歩きます。


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こちらは登りの鉄梯子


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今回一番ヒヤッとしたのがここ。矢印の先をよく見てください。ツルツルの一枚岩になんとも頼りげないロープがぶら下がっています。あれを登るのと不安になりましたが、これは通行止めのルートで実際には左手を巻いていくようになっています。あせって損しました(笑)

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不帰ノ嶮真っ只中。


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途中でウスユキソウが咲いていました。


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一見手ごわそうな岩場ですが、ちゃんと足掛りがあるし、補助の鎖も付いているので簡単に登れます。

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11:40にU峰北峰に到着 あれ?ということは、これで一番危険で険しい部分を通過したということ??

・・・不帰ノ嶮、全く恐るるに足りませんでした


事前に色んな人のブログを見て、結構簡単という評価を知っていましたが、ガイドブックではこれまで登った山の中で最高難度にランクされていたので、母など食欲が沸かないほどビビってましたが、実際に登ってみると、足場はしっかりとしていて(二本足で立っても余裕の幅。誰かとすれ違うときは怖そうですが。。。)至るところに補助の鎖がついているので、岩登りの経験があれば難なく登れるところでした。確かにこれだけ鎖場が連続するような岩場は他の山にはありませんが、個々の難易度では槍ヶ岳や赤岳(真教寺尾根ルート)の岩場の方が難しい箇所がありました。岩場はやっぱり下りの方が難しいので、今回のルートでは不帰ノ嶮よりも天狗の大下りの方が数倍難しく感じました。・・・とはいっても、雨が降って滑るようになると、難易度は格段に上がると思いますが

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この先進むルート。やはり大分簡単そうに見えます。


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ガスの中から剱岳がほんの少し姿を現しました 核心部を無事通過したことだし、これからは景色を楽しみながら(しかし油断はしないように)ゆっくりと進んでいきます。

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唐松岳から続く八方尾根。矢印の下には明日通過予定の八方池が見えています。無事晴れて逆さ白馬三山が見れますように・・・

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チングルマ越しに見る唐松岳。あともう一息です


2日目・後半に続く

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