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<<   作成日時 : 2008/06/08 11:00   >>

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蝶ヶ岳 2004.08.19(Thu)

【データ】
●標高:2,664m
●標高差:約1,375m
●歩行距離:往復約13km
●ルート:三股〜力水〜まめうち平〜蝶ガ岳ヒュッテ〜蝶ヶ岳三角点〜三股
●アクセス:長野自動車道豊科ICから三股登山口まで約40分

【行程】
8月18日(水)。出勤し、事務所のPCでメールをチェックすると、自宅からメールが入っていました。「明日晴れるから日帰りで蝶ガ岳に行こう。」・・・一瞬「ハ?」と固まりました。

もともとこの週末は木曜から2泊3日で涸沢にテント泊し、穂高に登る予定でしたが、どうも天気予報が悪く、白馬日帰り等代替案を考え中でした。しかし、母の出した答えは、今回一度も候補に上がらなかった蝶。しかも明日日帰りとなると、今日の夕方には出発しなければならない=会社は午前中で早退しなければなりません。急いで有休を申請して帰宅しました(本当に休みの取りやすい職場でよかったなと思います



まずはテント泊用にパッキングした荷物を日帰り用のザックにパッキングしなおし、車の後部座席をフルフラットにします(←常に私の役目)。その後身支度を整え、午後5時に自宅・二宮(当時)を出発 東名(秦野中井IC)から御殿場・富士五湖道路を経て中央道へ。いつもよりトラックの交通量が多かったです。



午後10時ごろ三股の駐車場に到着。そのまま後部座席に移動して毛布をかぶって就寝

夜中に「ゴォーン」という轟音とともに車が揺れて目が覚めました。「雷!?」と思ったら車窓からは満天の星空。おかしいなぁと思いながら、しばらく耳を澄ませるとまた「ゴォーン」。どうやら山の上で暴風が吹き荒れている模様。驚いてかなり興奮しながら再び眠りにつきました。

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↑駐車場からの朝焼け↑

午前4時ごろ起床 朝食を済ませ、5時に駐車場を出発 登山口まで約1kmのジャリ道をゆっくり進みます。生暖かい風と涼風が交互に吹いてきます。登山口で登山届を記入し、いよいよ山道に入ります。しかし、歩き始めからどうも調子が上がりません。6月はじめから痛みだした内反母趾と、複数の要因の相乗効果により筋を違えた左手首からくる痛みに加え、昨晩のニセ雷にビビッたための睡眠不足が影響しているようでした

もともと登山口は標高1,275mで、頂上との標高差は約1,300m。しかもひたすら登り続ける結構急な坂道。それを万全とは到底言えない体調で登っているので、自分でも普段よりかなり遅いペースで歩いていることがわかります。が、途中のベンチで時間を計ると標準コースタイムどおり。これに安心して引き続きゆっくりペースで歩みを進めました。

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途中で発見した恐竜。


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7:00にまめうち平に到着。


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ちょうどコースの中間地点です。


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最終ベンチに到着 頂上まであと一息。




この日は駐車場から一緒だった男女混合の大学生風のパーティー(彼らは蝶ではなく途中の分岐から常念へ向かいました。)以外ちっとも人に会わなかったのですが、コース中間地点を過ぎると後ろから単独行の男性や、上からも中年夫婦数組が降りてきてすれ違いました。母がその中の一組に頂上の天気の様子を聞いてみると、「いやー風がものすごく強いし、雲をかぶってて槍と穂高はすそがちょっとしか見えないよ」とのこと。この残酷な知らせに母娘二人はすっかり登る意欲をなくしました 景色が見えなかったら一体何のために登るのか。。。しかし、せっかくここまで登ってきたし、一瞬でも雲が晴れることがあるかもしれないので、引き続き頂上を目指すことに。

さらに登ったところで大学生の男女2名ずつのパーティーと遭遇。リーダー格の眼鏡のお兄ちゃんが話しかけてきました。そこで母が再び頂上の天気を尋ねてみると。「バッチリですよー。昨日は雲をかぶってたし、夕べも風がすごく強かったんですけどね。いやーいい時に登ってきましたねー」この言葉に母のエンジンはフル回転。「頂上まであと30分くらいですよ」といわれ、このパーティーと分かれた途端、母のラストスパートが始まりました

私はちょっとついていけそうにないので、母にデジカメを託し、心持ちスピードを速めて頂上を目指します。途中山岳ガイドらしき男性に高山植物についてレクチャーを受けている中年男女の集団の脇をすり抜けて、坂道を登りきると一気に視界が開けました。ついに稜線に出ました

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おお、着いた!と周りを見回します。常念と麓の安曇野がキレイに見えて、疲れが一気に吹き飛びました 右手の蝶ガ岳ヒュッテへ進み、母と合流(9:50)。吹き飛ばされそうになるほど、風はかなり強かったです。今回の第一の目的である槍・穂高の方へ目を移すと、すっぽり雲の中 しかしこれだけ風が強ければ、一瞬雲が切れることもあるはず。そこで「瞑想の丘」と呼ばれる展望スポットへ場所を移し、カメラを構えてシャッターチャンスを待ちました。

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瞑想の丘の展望方位盤。


少しすると雲が流れ、山がその姿を見せ始めました。槍にかかった雲は、天辺の一片だけ。これが流れるのを待って「今だ!」とデジカメ・携帯電話を使って槍を撮りまくります。4月の燕から見たときより若干小さめに見えますが、形はこちらのほうがより鋭く見えてカッコイイです

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穂高連峰(奥穂・涸沢・北穂)


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槍ヶ岳


左に目を移し、本来この週末に登るはずだった穂高を撮ります。前穂・奥穂・北穂と順番に姿を見せましたが、三つ一度に姿を現すことはありませんでした それでも雲が薄くなった瞬間を狙って写真を撮りました。

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壮大な景色を眺めながらヒュッテ脇ベンチで昼食 強風のため全身が震えますが、この景色には代えられません しっかりと槍・穂高の山容を目に焼き付け、今度は蝶ヶ岳の頂上となる三角点へ(11:00)。

登りきってみると、先程のベンチより風が弱く、しかも暖かい上に、槍・穂高の眺望もバッチリ。ここで食べときゃよかった・・・としこたま後悔しながら再び写真を撮り、山に別れを告げます。「やっぱり登ってよかった」と思うと同時に、朝「何も見えないよー」と言っていたおじさんももっと待てばよかったのに、とはしゃぎながら降りていきました。



このまま爽快な気分で山行を終えると思いましたが、そうは行きません。毎回といっていいほど派手に転ぶ私が、このまま降りられるはずがありませんでした。。。

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トリカブトが生い茂り、行きに「こりゃ天国への道だ」とふざけていた地点の近く。一瞬頭の中が真っ白になり、次の瞬間には崖っぷちで文字通りクリフハンガー状態に。草に隠れていてわからなかったのですが、そこは崖道だったようです。必死にもがいて這い上がろうとしますが、ぬかるんでいてそのままずるずると落ちてしまいます。

「やばい!」と本当に危機を感じた瞬間。間一髪で母のストックが伸びてきました。それにつかまって何とか地上に這い上がりました。これからは足元だけでなく左右の道もよく見なければ・・・と肝に銘じて再び下山開始。

もともと登りよりも下りが極端に苦手な人間なので、ペースは稼げません。行けども行けども山道で、麓の沢にちっともたどり着けません。そろそろかな?と思うたびに裏切られます。そして、もうそろそろ限界だと思ったところで、今度こそ本当に沢にたどり着きました。激流の上に架かるつり橋を渡りながら、こりゃあだいぶ遅くなったかな?と思い登山口へ急ぎます。時計を見るとまだ14:45。コースタイムどおりでした。この体調でこのペースとは素晴らしい!と、滑落事故を起こしかけたことも忘れて自信たっぷりに駐車場への道を進んでいきました

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