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zoom RSS 甲斐駒・仙丈(1日目)

<<   作成日時 : 2008/01/14 10:41   >>

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甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳 2006.10.8(Sun)〜9(Mon)

【データ】
*1日目:甲斐駒ヶ岳*             
●標高:2,967m
●標高差:937m
●歩行距離:約9.5km
●歩行時間:約8時間
●ルート:北沢峠〜北沢長衛小屋前テント場〜仙水峠〜駒津峰〜甲斐駒ヶ岳〜駒津峰〜双児山〜北沢峠〜北沢長衛小屋前テント場

*2日目:仙丈ヶ岳*
●標高:3,033m
●標高差:1,003m
●歩行距離:約9.0km
●歩行時間:約6時間
●ルート:北沢長衛小屋前テント場〜北沢峠〜小仙丈ヶ岳〜仙丈ヶ岳をピストン

●累積歩行距離:約18.5km
●アクセス:中央自動車道甲府昭和ICから約30分の芦安村営駐車場で広河原行きのバス(1,000円)に乗り換え、さらに広河原で北沢峠行きのバス(750円)に乗り換え。

【行程】
待ちに待った三連休 母と二人でこの時期恒例の紅葉登山を計画していました。昨年・一昨年と悪天候に泣かされた穂高へのリベンジ登山という話もあったのですが、今回は北沢峠をベースキャンプにして、甲斐駒ヶ岳と仙丈ヶ岳に登る一泊二日の山行を計画しました。

例によって直前まで天気予報とのにらめっことなり、最初に予定していた6日(金)の夜出発という案が台風(とその影響による前線の活発化)により1日ずれて、7日(土)夜出発で、連休明けに1日お疲れ休みをとることにしました(実はさらに天気予報が変わって日程がずれるかもしれないので、連休後に2日休みを取っておきました)。



土曜の19:00に家を出発 東京寄りに引っ越して、山に行くには遠くなってしまい、これまでの秦野中井ICのひとつ手前の厚木インターから東名高速に乗って、その先はこれまでと同じく富士五湖道路を経て中央道に乗り、甲府昭和ICで降りて南アルプス街道で約30分ほどの芦安村営駐車場に22:30に到着 去年北岳に登った時よりも早く到着したら、駐車場には警備員さんがいて車を誘導していました。最初に案内された駐車場が斜めになっていて寝にくかったので、1段下の平らな駐車場に移って良いかと聞いたら、車椅子用の広い駐車スペースを勧めてくれました。ご厚意に感謝しながら眠りに着きます・・・が、寒いのと、十六夜の月が眩しくてなかなか眠れませんでした



4:00に起床 5:10の始発のバスに合わせて準備を始めます。周りの登山客も早くから身支度を始めていました。北沢峠までの直通のバスはなく、広河原で乗り換えなければならないので、バスよりも少し早くに出て料金が100円しか変わらない乗り合いタクシーで広河原に向かいます。

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バスよりもだいぶ早く広河原に着きましたが、北沢峠までのバスを1時間も待たなければなりませんでした 冷たい強風が吹き荒れていて、かなり肌寒かったです。おまけに、胃が営業を開始する前に乗り合いタクシーで相乗り客を待つ間におにぎりを食べたのが運のつきで、すっかり車酔いしてしまい、かなり苦しみました 予定よりも少し早くバスが到着し、1番乗りで座席を確保。吐き気と戦いながら北沢峠に向かいます。

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バス停から空を見上げると、雲が朝日に染まってきれいでしたが、この先晴れるだろうかと少し心配に。。。

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北沢峠でバスを降りて、10分ほど道を下ってテント場に7:10に到着 三連休だけあってテント場は花盛りでした

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テントを設営した後、アタックザックを用意してテント場を7:45に出発 仙水峠への登山道に入ります。沢の水は豊富で、登山道も所々で水没していました。

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仙水小屋を過ぎて(8:15)、樹林帯を抜けると、目の前に大きな岩山が出現。右手に巻いていくと、右手の林がきれいに色づいていました。

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北沢峠を背後にしてガレ場を進んでいきます。ちょうど谷間になっているので吹き抜ける風が強烈で、しょっちゅう帽子が飛ばされそうになって大変でした なんとか風の弱い地点で写真撮影に成功

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強風と戦いながら、どうにか8:45に仙水峠に到着。10名ほどの登山客が休憩していましたが、何しろ風が強くてその場にとどまっていられませんでした。

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仙水峠から東の方向。風が強いので雲の流れが早く、一瞬青空がのぞきますが、雲が切れて快晴になることはありませんでした。。。

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仙水峠から北側の摩利支天は、すっぽりと雲に覆われていました。この時点で頂上での展望は諦めました

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風が強いので仙水峠をすぐに出発して樹林帯に入ります。ナナカマドが鮮やかな朱色に色づいていました。風が木々に遮られて、歩きやすくなりました。

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雲の流れが速いので、一瞬晴れ間が出来ては遠望が利くようになります。摩利支天も、先ほどより全貌が明らかになりました。でもやっぱりスカッとは晴れない・・・

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樹林帯を抜けて眼下を見下ろすと、ダケカンバの見事な黄葉が広がっていました。この辺りはナナカマドの赤よりもダケカンバの黄色の方が多かったです。



樹林帯を抜けたとたんにまたすごい風が襲ってきます。先ほどよりも高度が上がったせいか、強風というよりも烈風という感じで、油断をすると体ごと飛ばされそうになります 雲の晴れ間に上を見上げると、木々が真っ白になっていました。秋山の紅葉を楽しみに来たつもりがもう雪山にとあせりましたが、どうも近づいてみるとそれは雪ではないらしく。。。

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答えは、樹氷 木々の葉や枝に氷が付着して、遠くから見ると雪をかぶったように真っ白に見えていました。

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樹氷のアップ


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こちらは山形でおなじみの「アイスモンスター」を思い起こさせるような樹氷。


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少し進むと青空・紅葉・樹氷と三色の三段紅葉を見ることができました。天気が悪くないと樹氷などできないので、怪我の功名というところでしょうか。

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樹氷越しに鳳凰三山(左のとんがったオベリスクが特徴的な山は地蔵岳)と、右手奥に富士山を撮影。富士山はちょうど初冠雪を記録したばかりでした。

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登山開始から約3時間で甲斐駒ケ岳手前の駒津峰に到着(10:30) ここも吹きっさらしで寒いので、表情も強張ります。。。休憩せずに先を急ぐことに。

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駒津峰から甲斐駒に向かうルート。北側の斜面だけ樹氷で埋め尽くされていました。紅葉とのコントラストが素晴らしかったです

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甲斐駒へは摩利支天を経由する巻き道ルートと岩場をよじ登る直登ルートがあります。ルートの分岐に気づかずに、直進すると赤いペンキで「↑直登」の目印がありました。元々摩利支天経由の巻き道ルートを取る予定だったので引き返して巻き道へのコースを取り直します。しかし目の前は急直下。「直登の方が簡単そうだよ」と、頂上を目の前にして下ることが許せない母に強制され、直登ルートを取ることになりました。

しかしほぼ垂直の巨岩が連なる岩場で、岩壁登攀そのものを強いられ、簡単どころではありませんでした 特に私は膝にちょっとした障害があって膝を深く曲げたり立てたりすることができず、岩登りにはいつも苦戦してしまうのです。上から母に手を引いてもらったり、後続の方に足を押さえてもらったりと、人の手を借りながら何とか岩場を登りきりました。恐怖感は全くありませんが、とにかく登るのが難しかったので、正直言ってもう二度とこのルートは登りたくないです

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一瞬雲が流れては甲斐駒ケ岳が姿を現し、そのたびに登山客が歓声を上げていました。これは何度目かのシャッターチャンスをものにした一枚です

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頂上付近では、木々ではなく岩に氷の結晶が張り付いていました。さながら「岩氷」といったところでしょうか。猛烈な風が吹いて歩くどころではなかったです

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登山開始から約4時間で11:50に甲斐駒ヶ岳山頂に到着思ったとおり一面真っ白。

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頂上の駒ヶ岳神社の祠には、わらじが祭られていました。祠も氷だらけ。


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続々と到着する登山客。真っ白な景色にため息をつく声が多かったです


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そんな中、一瞬晴れ間が出ると、皆がカメラを構えていました


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帰りは摩利支天経由の巻き道ルートをとりました。なだらかで下りやすい道が続きます(直登ルートとは大違い)。2つのルートをそれぞれ進む登山客が見えました。

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いたるところで樹氷の白が目立っていました。集まっていると、まるで満開の桜並木を見ているかのようでとても幻想的でした

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垂れ下がった枝に真っ白な樹氷。こちらはまるで枝垂桜を見ているかのようでした。

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眼下の山並みは、ほぼ黄一色に染まっていました。


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午前中は逆光でわかりませんでしが、ようやく雪を被った富士とご対面。


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明日登る予定の仙丈ヶ岳。雲の切れ間を狙って連写した一枚です。


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北岳。北側から見ると、バットレスのおかげでとても形が格好良く見えます


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駒津峰から分岐を双児山方面に進み、稜線を歩いてハイマツ帯を下ります。登山客が着ているヤッケが色鮮やか。

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黄色く染まった山の向こうに、左側にバットレスを抱いた北岳が見えます。この形の北岳が一番格好良いと思います

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ハイマツ帯を下った後、再び登り返して14:05に双児山に到着 ここからは樹林帯をジグザグに下りて北沢峠を目指します。



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北沢峠(15:30着)からさらに下り、テント場のある長衛小屋に15:40に到着 掲示板によると、付近に熊や狐の出没情報があって、ちょっと不安を覚えました・・・

テントに着いたらすぐ、全身の着替えをしてから夕飯の支度にとりかかります 本日のメインディッシュは・・・

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おでん


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&うどん。温かさが胃に染み渡ります。


水場で鍋を洗い、歯磨きをして(もちろん洗剤・歯磨き粉は不使用)テントに戻り、就寝。当初は4:30に仙丈ヶ岳への登山を開始して下山後にテントをたたむ予定だったのですが、熊出没の貼紙を見て肝をつぶし、急遽予定を変更。朝起きてすぐテントをたたみ、登山&下山口の北沢峠にデポして登ってくることにしました。

夕飯の支度をしているときから上空をヘリコプターが飛んでいましたが、シュラフにくるまってまどろみ始めた頃も、まだヘリコプターのプロペラ音がしていました。事故でもあったのかな・・・

2日目に続く

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